ある日 、銀行の通帳記入をすると、なんとビックリ!
携帯利用料金が10万円を超えて引落されているではありませんか💦
小学生の子供がスマホゲームで高額課金したものだとわかりました。
もう大パニック!
- 事態の概要と最終的な結果
- 無料スマホゲームは恐ろしい│依存性を認識しよう
- 現状を把握する │まずは冷静に!
- GooglePlayサポートに電話で問合せ│ちゃんと繋がる!
- 返金申請をメールで送る│少し手間あり
- 申請結果を待つ│ドキドキが抑えられない!
- 全額返金成功│歓喜の瞬間!
- 再発防止策を実施する│悪の根源「ワンクリック購入」
- 無料スマホゲームの怖さを実感│我が家の教訓に
- 家族関係にとって大事な正しい「伝え方」
実際に銀行の口座からお金が引き落とされているし、初めての経験で対処方がわからない。「どうする、どうする」何もできずにとうろたえてしまう。
そんな我が家の実話で、Googleに電話をかけて課金キャンセルになるまでの全ての流れをお話します。
同じようなことが起こっても慌てないでください。まずは冷静になりましょう。
問題を解決するためにまずは何をしたらいいか考えてください。
■問題が発覚したらやってほしいこと
- 冷静になる
- 事態の現状を把握する
- パニックにならない
- 早めに行動する
- できることからひとつずつやる
- 子供を責めない(悪いのは課金ゲーム!)
できることからひとつずつやりましょう。決して泣き寝入りしないでください!
自分に負い目を感じて諦める人がいますが、はっきり言います!
悪いのは課金ゲームです!
必ず諦めずに行動を起こしてください。
事態の概要と最終的な結果
■状況の概要
- スマホOS:Android(アンドロイドスマホ)
- ゲーム名:にゃんこ大戦争
- 課金額:199,930円(2カ月分)
- 引落済金額:100,000円(1か月分)
■行動した結果
Googleplayサポートに問い合わせる
↓
指示に従って返金申請する
↓
2日で全額課金キャンセルになる
無料スマホゲームは恐ろしい│依存性を認識しよう
子供がゲームをしているときは楽しそうだし、子育ての休憩時間にもなるのでついつい長時間させてしまいますよね。
私も小学生の頃はファミコン、中学生ではスーパーファミコンやプレステにハマりました。
今やゲームの主流はオンライン!
スマホのゲームでも通信を使っていつでもプレイヤー同士で対戦や交流できます。全くついていけていない人も多いのではないでしょうか。
そうであれば、安易にお子さんにスマホゲームをさせないでください。
アプリストアにはたくさんの無料ゲームアプリがあります。
■アプリストア
- Android:GooglePlayストア
- iPhone:Appstore
ゲーム制作会社はゲーム制作には膨大な時間と費用をかけています。その費用回収しのために課金制度があるのです。
課金ゲームをしても無料で楽しめばいいじゃん!
それは少し安易な考えだよ。
ゲームはハマってしまったら次のステージをチャレンジしたいものです。大人だってそうだし、ましてや子供だったらその欲求をコントロールするのは難しいです。
ゲーム制作会社は子供の欲求をくすぐるのが上手なその道のプロ!
課金はかんたんに子供にはできないでしょ!
設定次第ではかんたんに課金できるよ。
GooglePlayのワンクリック購入の設定になっていれば、パスワードを入れる必要がない「認証なし」で課金されるので小学生でも幼稚園児でも課金できます。
GooglePlayの設定一つで防げるのですが、知らずにワンクリック購入の設定になっていたというパターンが多いようなので、気をつけてほしいです。
〝常に認証する〟という設定にすれば大丈夫ですよ!(その方法は後述します)
現状を把握する │まずは冷静に!
冷静になったところで、まずは現状を把握しましょう。
携帯電話の支払いはそのキャリアからの請求になります。
今回はauスマホなのでKDDIからの支払いでした。 Myauで料金の明細を見てみました。
(実際のauからの請求画面)
■内訳を確認
大変なことになっていました…
一日で小刻みに課金され、合計10万円になっていました。
本当はそれ以上の課金を子供が試みていたようですが、運よくクレジットカードの支払い限度額が月10万円以下だったのでワンクリック課金でもストップがかかっていたようです。
しかもまだ支払いしていない今月分の請求が99,930円あり、合計の課金額は199,930円。なんと恐ろしいことでしょう。
この時点で嘆き悲しむだけの人がいます。私の親がそうです。
もともと8歳の子供におじいちゃんがスマートフォンを渡して遊ばせていてこの事態が起きました。
おじいちゃんは「給料の2カ月分が水の泡だ」と嘆いていました。
この時点で怒りの矛先を子供に向けてしまいがちですが、それは酷な話です。
一番はスマートフォンを与えてしまった大人の責任です。
もちろん子供に二度と同じことがないように注意をしなければいけませんが。
そこで泣く泣く代金を支払うべきなのか。
いいえ違います!
これはお金の価値がわからない子供がゲームしたさにそれが課金行為だとわからずに行ったことで、保護者の意に反する代金の支払いになります。
ネットで調べたらiPhoneユーザーがAppleサポートの問い合わせで解決した事例があるようです。
アプリへの課金は、特定の場合に、返金申請ができます。Appleでは領収メール「問題を報告」から等です。
— りん (@Games31568707) 2021年3月21日
最近、某ゲーム運営の突然の仕様変更に納得できないことがあり初めて申請したら10件以上返金されました。今後の運営方針が改善されることを願い、敢えて投稿しました^^;#返金申請 #ゲーム pic.twitter.com/cvSwghb4aw
Googleでもそれが可能だと思ったので、今回GooglePlayサポートに問い合わせることにしました。
GooglePlayサポートに電話で問合せ│ちゃんと繋がる!
Googleなんて電話対応はあるの?日本語で大丈夫?
最初は不安だよね。大丈夫!
あのアメリカの巨大企業に電話をするわけではなく、アプリストアであるGooglePlayへの電話なので日本語での電話サポートを受けることができます。しかも親切丁寧に。
方法は以下の通りです。
■GooglePlayストア(アプリ)を開く
■右上のアカウントを開く
■ヘルプを開く
問題の内容を具体的に記入して
どの分野にサポートが必要か選択する。
GooglePlayアプリを選択
■「通話で受け取る」を選択
以上でGoogleサポートの人と電話相談ができます。
お金のことで不安が大きく急を要しているので、電話でのサポートはありがたいです。
電話ではありのままを話してください。
課金が意に反し、間違った購入であって、返金を希望するという意思表示をしてください。
返金対象なのかを審査があるので、状況を事細かに話しておかないと、審査落ちをする可能性があります。
■私がGooglePlayに伝えたこと
- 8歳児が課金の重大さがわからずにクリックしてしまった
- ワンクリック購入になっていることを知らなかった
- 保護者としては課金することは防ぎたかった
- 通帳記入するまでに課金のことは知らなかった
- 約20万円という請求額は非常に重い
- 全額返金を願う
- 再発防止に努める
担当者は全ての話を聞いてくれて、不安な心情をねぎらってくれました。非常に丁寧で誠意ある担当者でした。
しかし、この申請は特別なことで、申請者の希望通りの結果にならないこともあること、審査に数日の時間を要することを言われました。
※特別というのは何度もこのような返金請求をするようなことはできないということです。
もしGooglePlayが返金対応をできなかったらアプリの制作元企業に自分で連絡してもらうことになるそうです。そうなったら希望を叶えるのは難しくなるでしょう。
ゲーム会社が課金済みのポイントを返金するわけがないですよね。
最後にワンクリック購入の設定を変更するという再発防止策を講じてくれました。
返金申請をメールで送る│少し手間あり
返金の申請メールをGooglePlayに送らなければいけません。
メールを確認したのちに返金審査になるので早めに送るようにしましょう。もちろん担当者が方法を丁寧に教えてくれるのでその通りにするだけです。
まずGooglePayのページで支払いの詳細を確認します。そこに細かく支払い日時や項目、支払IDや金額が記載されています。
このページは通常見ることができないページだと思います。URLは電話で教えてくれます。
メールには返金してほしい項目の支払いIDと支払金額を記載して送信します。
あと合計件数と合計金額を記載します。
(↑私が送信した内容)
メールをGooglePlayが受領したら返信メールが届きます。
後は審査を待つのみです。
申請結果を待つ│ドキドキが抑えられない!
審査は長くて12日くらいかかるかもしれないと伝えられました。
そうなったら長いなあ。ずっとそわそわしてしまいますよね。
返金されないときのショックが大きいと思ったので、支払金額は戻ってこないものと思って日々過ごそうと思いました。
本気で請求金額約20万円をどうやって捻出しようか考えていました。家中のありとあらゆるものをメルカリで売ってやろうと思いましたよ。
申請メールを送ってから約3時間後にメールの着信音がなりました。
auからでした。開いてみると
「支払いがキャンセルされました」という文字がありました。
しかも立て続けに何通も来たのです。
数えてみると私が申請した支払い件数と同じだけの支払いキャンセルメール
まだGoogleplayからのメールは届いていません。
でも担当者がすぐに動いてくれて審査も通してくれたのだと確信しました。ものすごく動きが早かったです。
担当者は、こちらの不安で不憫な心情を察してくれているというのが伝わっていただけに、うれしくなりました。
知って得する、知らないと損をする!すぐに役立つ相手に合った「伝え方」のコツ!
全額返金成功│歓喜の瞬間!
結局申請メールを送った次の日に全額返金の正式なメールが届きました。
家族みんなで大喜びをしました。
GooglePlay担当者に大感謝だし、金額を支払うはずだったおじいちゃんからも感謝されました。
本当にあきらめずに行動してよかったなと思いました。
完全に口座に返金されるのは10営業日くらいかかるそうです。
これで家財を質に入れずにすんだと思いましたww
わが子のやる気を引き出す伝え方・励まし方がわかる!伝え方コミュニケーション検定
再発防止策を実施する│悪の根源「ワンクリック購入」
そもそも今回の事態は課金時の支払いがワンクリック購入になっていたことが原因でした。
通常はログインなどの認証を課金時、常に行うという設定になっていると思います。
それがなんらかの原因でワンクリック購入になっていたのです。
不安であれば一度確認してみてください。
確認、変更方法は以下の通りです。
■GooglePlayストアを開く
■右上 自身のアイコンをクリックし、アカウント画面を開く
(課金しまくったのでポイントがたくさんたまっていた)
■お支払いと定期購入を選択
■認証
購入時の認証方法を一番上の購入するときは常にを選択する
これで課金をするときはGoogleによる認証を必要とするので子供が誤ってクリックしても安心できます。
無料スマホゲームの怖さを実感│我が家の教訓に
GooglePlayの担当者も今回の件は特別な措置ということで、今後同じようなことがあっても対応できないということでした。
ワンクリック購入にはしないことはもちろん、子供にスマホゲームを与えることは避けた方がいいということですね。
私の性格は極端なので子供に二度とスマホゲームはさせないということを誓いました。8歳の息子はお金の価値や重さはあまりわからなかったとしても、無断で課金をするという行為を何度も繰り返していました。悪いことをしているというのはわかっていたのでしょう、事態が発覚したのがわかった瞬間、布団に隠れて泣いていました。
子供を責めたい気持ちはわかります。しかし無知な大人が、無料スマホゲームの恐ろしさもわからず簡単に与えて、最悪な事態になっていることも知らずに慌てふためいている。そのようなことが決してないように、親が情報弱者にならないように、子供たちの興味に目を向けて関心をもって子育てに向き合っていかなくてはいけません。
家族関係にとって大事な正しい「伝え方」
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今ケースは全額返金されて成功のパターンですが、同じようなケースでもうまくいくとは限りません。しかしあきらめない気持ちと誠意をもって行動することは大事です。
同じ状況の方の参考になれば幸いです。