2021年6月12日 米メジャーリーグ
エンゼルス対ダイヤモンドバックス戦
「大谷翔平1イニング2ボーク」という珍事が起きました。
全米や日本を揺るがす判定になりました。
実際のシーン
そのシーンがこちら↓
( ボークシーン1回目:20秒時点 2回目:1分35秒時点)
<ボークの原因>
1回目:牽制を投げる塁の方向に足が向いていなかった(?)
2回目:投球動作に入る前に完全静止していなかった(?)
審判は神様という野球の世界では
ジャッジは絶対です。
決して覆りません。それほど審判はジャッジにプライドを持っています。
大谷選手は思いっきり〝WHY⁉〟のしぐさをしていました。
本人の認識では納得いかなかったのでしょう。
(このしぐさが報復ジャッジの原因?)
ダルビッシュの見解
ダルビッシュ投手は今回の件を以下のようにツイートしています。
2回目のボークを見直しましたが確かに十分に静止していないと思います。
— ダルビッシュ有(Yu Darvish) (@faridyu) 2021年6月12日
あれだと取られても仕方ないと思います。
が、そもそも1回目のがボークではないと思うので普通なら2回目のボークも起きなかったと思います。
この騒動を見て私は思い浮かんだことがあります。
それはスポーツ界にはびこる
アジア人差別
メジャーリーグ事例
・グリエル選手がダルビッシュ選手に行ったと思われる差別的ジェスチャー(有名)
アジア人への差別
・とあるユーチューバーの海外生活での話
欧米の町ではいまだにアジア人差別をやめない人が少なからずいます。このおじさんは戦争のことを言っていますね。自国の所業は棚に上げてさ。
コロナ発祥の偏見もアジア人というくくりで日本人にもろに降りかかっていますよね。
メジャーのみならず様々なスポーツでアジア人差別がはびこっているようです。
(NBAバスケットボール)
・とある留学生の人種差別の話
イチロー選手の話
少し古いですがイチロー選手などもメジャーの実情を現場目線で告白しています。
このようなメジャーの環境に飛び込んで大活躍できたことが本当にすごいことです。
普通は心が折れるます。
もちろんこ今回の大谷選手のボークの件は人種差別事件ではありません。本人がそれを訴えているわけではないので。
しかしまだまだ米スポーツ界に人種差別がはびこっている現状を考えると、どうしても頭をよぎってしまいます。
世界の注目を浴びる大谷選手なので多方面に影響は大きいです。
本当に話題性に欠けない人物ですね。
米メジャーリーグでの優勝を〝ワールドチャンピオン〟と称するのならばメジャーリーグは米国人のためだけのものではありません。
世界中のベースボールプレーヤーの最高峰の舞台であるということは、そこにアジア人も米国人も中南米人もありません。お互いの健闘をたたえ合わなければいけません。
米国人でないからといって蔑むようなプレーやジェスチャーは決してしてはいけません。
野球は紳士のスポーツとはいわれませんが、紳士の精神をもって差別のないクリーンなスポーツになっていけばもっと野球人気が高まるのではないでしょうか。
今後も大谷選手の活躍に目が離せない一野球ファンでした。