フォロバした人からDMが届く
ツイッターを始めたばかりの人によくある現象として
フォローバックした人が急にダイレクトメッセージを送ってくる
(コピペの定型文で)
ということがあります。
私もツイッターを本気で初めて間もなくよくありました。
プロフィールをしっかり書いて、これからどんなことにがんばっていこうかなどを具体的に書きました。
キーワードとしては「脱サラ」「ブログ」「脱社畜」などです。
(これで検索されてターゲットを見つけるみたい)
フォロワーの数が日に日に増えていきました。
フォローしてくれている人は一人ずつプロフィールを読んで、よほど怪しい人でない限り全てフォローバックしていました。
実際のやりとり
フォローバックして間もなく、ある人(Hさんとします)からダイレクトメッセージ(DM)が届きます。
Hさん(♂)のプロフィールを読むと、ブログやネットビジネスで一定の収益があり、成功しているような人でした。
丁寧で親し気な、絵文字も多用したメッセージが届くので、私もすぐに返信を送りました。
話は続いて、「仲良くなりましょー」などとさらに親しくなるようなやりとりでした。
LINE電話
4、5回やりとりすると、今度は「電話で話してみませんか」、という誘いがくるようになります。
ちゃんとしてそうな人(Twitter顔出し)なので、LINE電話ならいいかなと思いました。
それを承諾するとすぐに予定を聞いてきます。
2、3日の日を指定して聞いてくるので空いている日を言いました。
「ではまた話しましょう」みたいな感じでその日は終わりした。
でもよくよく考えると、会ったこともないし、お互いどんな人かほとんどわからない状態で「電話しましょう」などと誘ってくる人ってなんだか怪しいですよね。
きっとなにか裏がある、、、
それを全く怪しまない人は詐欺にひっかかりやすいので気を付けてください。
私は数々の勧誘や詐欺まがいのことに騙されたことがあるので疑い癖を付けることができています。
さあ、電話の時間を待ちます。
基本向こうから掛けてくれるので電話代はかかりません。
まあLINE電話だったら通話料はかかりませんけどね。
親近感を沸かせる
ちゃんと時間通りに電話はかかってきます。
「初めましてー」みたいな感じでお互い遠慮しながら会話が始まります。
話すとけっこう常識のあるちゃんとした人だなという印象。
だって自分よりネットビジネスで成功しているという実績をもっているであろう人なのでちゃんとしているように思えてしまいます。(実際のところ成功しているかは謎)
いやらしい話どのくらい安定的に収益を上げているのか尋ねると、少しごまかすように
「まあ大したことはないですよ、普通に生活できるくらいですかね」みたいな。
自分のことばかり話すのもどうかなと思い、相手のことを何点か尋ねてみる。
そうすると、「気になるなら今から話します」といった形で、これから長々と本題を話しだすのです。
大体の流れはこんな感じです。
自分がいかに凡人かをアピール
今までうまくいかなかったこと、恵まれなかったこと、失敗したことなどのエピソードを述べて、自分がいかに一般的で凡人であるかを大前提としていることわかってもらいます。
親近感が湧かせるための作戦ですね。
↓
ビジネスを始めようと思ったきっかけ
Hさんの場合、アルバイト時代に新人で大変こき使われ、暴言などのパワハラを受けて、二度と雇われることはしたくないと思った。
というのがビジネスを始めたきっかけだそうな。
共感を得るためのもの。
↓
失敗談を語る
Hさんの場合、自分が携わったスポーツの記事をブログに書き始めました。
しかし誰にも読まれずに収益はほぼ0だったそう。
本当にむなしかったそうです。
情報が欲しくて有料情報商材を買って勉強したけど内容が大したことなかったそうです。
その値段は30万円で、学生だから金がなく消費者金融で借りたそうです。
(けっこうどん底までいったぞー、この人どうやって成功できたんだろう、って興味がわいちゃう)作戦
↓
ビジネスの師匠との出会い
一人では成功は不可能だとわかり、成功している人を求めていた時に偶然縁があった人がいたそうです。
それはSさん(♀)です。(細かい接触の経緯は聞いてません)
Sさんはネットビジネスで大変な成功を収めている人物と知り、ミーティングか何かに参加したそうです。
神奈川県から2時間くらいかけていったそうです。(Sさんは東京在住)
↓
師匠のサポートがあって収益に成功
「 師匠にブログの添削を行ってもらったり、収益化のアドバイスをもらっています。
ちょくちょく連絡をとって気軽に質問などをすることができます。
おかげで3ヵ月で一定の収益がでるようになりました。
今ではその辺の大学生がバイトで稼ぐだけの額を稼いでいます。」
(大した事ないじゃないか、えらそーに)
師匠に興味がわくように仕向ける
師匠のことをとにかくごり押しします。
成功のすべては師匠のおかげですみたいな言いかたしているので。
普通に話していたら、その師匠さんのことを詳しく教えてくださいってなるじゃないですか。(誘導)
↓
人格が少し変わる
この辺から人格が変わります(もともとの人格??)。
話の途中で、「結局言いたいのはHさんは私にSさんを紹介したいんですよね?」
というと
「何言ってるんですか、そんなわけないじゃないですか(笑)そんな簡単に紹介なんてできませんよ」
って言われました。
(めっちゃマウントとってきたーー)
でもSさんのことを聞くしかないので、「Sさんから実際どんな内容のアドバイスをもらうんですか」
と聞くと、
「もしかしてそんなにSさんにアドバイスもらいたいですか。
あなたがどうしてもというならSさんにアポとってみてもいいですよ。
Sさんはすごく忙しいから本当は会いに行かなけれいけないんですが、あなたのために本当に特別に電話できるようにお願いしてみます。
本当に特別ですよ!」
めっちゃもったいぶられました。私は九州に住んでいるので東京には簡単に行けないです。
もし私が東京在住だったら直接会いに行くように仕向けられるかもしれません。
この時腹立ったのが、私が「Sさんに、ちょっと会ってみたい」
というと
「ちょっと??すごくじゃないんですか?」
って言われた。
なんだこいつと思いますよね。
師匠を紹介し電話のアポイントをとる
師匠(Sさん)はネットビジネスかコンサルかわからんけど、月に数百万円の収益があるらしい。
Hは「僕はSさんとスケジュール共有しているのでスケジュール見てみます」
と言って、さっそく一日だけのピンポイントの時間を指定してきました。
(完全にH側が有利ということになっていてマウントとってくる)
その日じゃないと無理っすねーみたいな。
私は受け入れました。
「じゃあLINE電話の3者通話ですよ」
え、Hも入るのかよー。Sとだったら女性だし、和やかに話を進めることができるし、話がめんどくさくなったら切ってやろうかと思っていたのに。
Hが入るとめんどくさいと思いました。
Hは「あなたが失礼なことを言わないように監視のつもりではいります」
だって。
続けて「1時間くらい時間をとっておいてください。なんなら4,5時間開けといて聞きたいこと徹底的に聞いてください。」
(いやいや疲れるわ、勧誘粘られるだけやろー)
予定をブッチされる
3者通話の予定の日時にスマホをもって準備していました。
しかし時間になっても電話もかからんはLINEも入りません。
こちらからLINEすると、
「すいません、今回はキャンセルで」
その一言です。
一体何が起きたんでしょう。
この人は時間の無駄をするのが好きなのかな。
いつかのやり取りの中で、収益を見込めないとわかったのかな。
理由はわかりませんが、ブッチ(約束を破る)されました。
結論
フォローバックしてDMをしてくるのはほとんど営業です。
なんらかの利益を求めて近づいてきます。
言葉巧みに親近感を持たせて興味がわくように仕向けてきます。
結局はコンサルや情報商材などの商品の紹介になります。
そして相手の人格を見抜きましょう。
最初親近感が持てるのはマニュアル化された営業ノウハウがあるからです。
本当の人格は随所に現れます。
こちらが購入を渋ったときに、人格が変わったような態度にでる人がいます。
「決断にそんなに時間がいるんですか!」みたいな。
お客さんの立場になってないという証拠ですよね。
基本営業とわかったら無視していいというのが私の結論です。
ご覧いただきありがとうございました。